「真田丸」本物を見たければ上田じゃない!松代へ行け!

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真田丸見てますか?
私は舞台がすぐ近所ということもあり、脚本が三谷幸喜ということもありいつも楽しく見ております。
真田丸にハマったあなたは「ぜひ舞台となった上田に行ってみたい」と思っているかもしれません。
でも、ちょっと待って!
その前にこれだけは読んでいってください。

真田六文銭

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真田家の城は上田城だけど・・・

真田家は今の上田を自分の領地としていました。

しかし、それはちょうど今(4話、5話あたり)、真田丸で放送されている時代の話です。
真田幸村の父、昌幸が上田城を建てて上田城主となるのです。
ですが、父から長男である信之へ世代が移っていくと信之は上田から松代へ移動するんです。
そこで松代領を作ります。
その時に真田家の財産は全て松代に移したので実は上田には真田のものってほとんど残っていないんですよ。
それこそ上田城ぐらいなもんです。

なぜ上田が盛り上がるのか

でも、世の中の人たちは真田家=上田というイメージが付いています。
それはなぜか?
単純です。
それは上田の人たちの情熱があったからです。
(あと、昌幸・信之・信繁の3人セットで考えたらやっぱり上田だからということもあり)

ですが、真田家=上田というのは最近のことではありません。
約30年前の1985年にNHKで放送された「真田太平記」に始まりがあります。
この放送をきっかけに上田市は真田のイメージを前面に押し出しました。
土産物やマンホール・標識など町のいたるところに六文銭のマークを使いました。
そして「真田太平記」を書いた池波正太郎さんと真田太平記の魅力を紹介する施設「池波正太郎真田太平記館」を上田に作ったんです。
上田に行ってみれば一瞬でその情熱を感じられるはずです。
ハリボテのような真田祭りではなく本当に真田色が根付いているのがわかると思います。

「真田丸」決定までの努力

毎年のことのようなんですが、次の大河ドラマは是非これで!!というアピールをするために署名活動をしてNHKに掛け合うという流れがあるようです。
過去に署名活動をし一番多くの署名を集めたのはつい最近の「篤姫」の時でした。
その数なんと30万!
ですが、無謀にも上田市は2010年に六文銭の六にあやかり666666名集めるという目標を掲げて署名活動を始めました。
過去最高記録が30万なのにですよ?
結果はどうなったかというと、
なんとたった2年で目標を大きく超える78万の署名を集めました。
この情熱はすごい!!
もちろんこれは上田市のみの力ではありません。
真田にゆかりのある新潟県・和歌山県・大阪府の協力があってこそ実現したものです。
こうして真田丸放送へ向かったのでした。
本当なら大坂冬の陣夏の陣の400周年である2014年か2015年にやって欲しかったそうですが、惜しくも1年ずれてしまいました・・・。

とても優しい上田市

こうして上田市は30年もの歳月をかけて今の真田家=上田というイメージを植え付けたんですね。
真田のものは残っていないのに・・・。
本物の真田家の財産が残っているのは松代です。
松代にある真田宝物館には当時の本物の甲冑などが展示されています。
上田市にある資料館などはレプリカです。
その辺りは上田市もよくわかっています。
自分だけ真田祭りを独占するのではなく松代とのタッグもちゃんと組みました。
新幹線が止まるのは上田駅です。

いかんせん松代はアクセスが悪いんですね。

そんなことで今、上田から松代へのバスが開通しているらしいです。
あっち行ったりこっち行ったりも自由です。
上田市は周りの協力あってこそだとわかっています。
ですから周りとの連携もちゃんとしていますよ。

まとめ

ただ歴史を知りたいだけでしたら上田で十分でしょう。
東京から新幹線で1時間ちょいですよ。
簡単に来れてしまいます。
ですが、あなたはきっとそれだけには止まらないはず!
本物に触れてその当時をリアルに体験したいはず!
でしたらちゃんと松代まで足を運んでください。
昌幸の甲冑も置いてありますよ!!
あ!ちなみに私は松代とは縁もゆかりもありません。近所なだけです。
ただマメ知識を伝えたかっただけです(笑)

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