私はいろんな「やったことがない」事をやってみたいと思うタイプなんです。
その中の一つに、家を建てたいというのがありました。
自分で材木削ってトンカチで釘打って・・・
っていう意味では無いですよ!
自分で住みたいと思う家を考えて設計したかったという意味です(笑)
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うちの状況
これを言えば
「なんでそんな借金までして家建てなきゃいけなかったの!?」
って誰でも思うと思います。
どういうことかというと親の代で建てた結構立派な家があるからです。
築20年くらいでしょうか。
多少のガタがきているところもありますが、まだまだ住めます。
というかもったいないくらい大きな家です。
なぜ建てたのか?
正直、同居になれば奥さんと親との間に挟まれてしまいそうでそれが嫌だったという理由もあります。
まあ、うちの奥さんとうちの親なら多少はストレスを感じたとしても、世間一般に言う嫁姑問題にはならないと思いますけど。
だから、それは些細な理由です。
一番大きな理由は単純です。
「自分で家を建てたことがなかったから」
ただそれだけです・・・。
家を建てる時、普通は?
資金計画とか土地探しは抜きにして、普通は家を建てる時どの様な流れになるでしょうか?
一応、自由設計の家を前提にします。
- いろんなモデルルームを見にいく
- 気に入った業者があったらそこと契約する
- 設計士と打ち合わせをしてどんな生活がいいかヒヤリングを受ける
- 第一段階の設計図ができあがる
- 不満な点があったら直してもらう
- 設計が固まったらいざ着工!!
- 建設中に出てきた不満点は変更可能かどうか大工さんと相談してやってもらう
以上
そこで自分が力を入れたところは3と5と7です。
設計士との打ち合わせ
どんな生活をしたいかヒヤリングを受けていく中で「ここの会社のこの部分を真似したい」とかパーツごとに色々口出しをしました。
ざっとあげるとこんな感じです。
- 小上がりの畳スペースが欲しい
- 客間は落ち着いた雰囲気で
- 中2階が欲しい
- 吹き抜けが良い
- 外壁に六角形の部分を作ってほしい
- 天井に梁をみせたい
- 子供部屋はロフト付き
- 主寝室にはウォークインクローゼット
- 小さな書斎スペースが欲しい
- シューズクロークは必要
- お風呂は広く
第一段階の打ち合わせで散々言いました。
無料のソフトで家の設計ができるやつをダウンロードして自分たちで図面を作ってみたりもしましたよ。
そして、最初の設計図から色々変更かけました(汗)
次にやること
設計がある程度固まって、次は内装関係を決めました。
壁紙やら照明やらですね。
そこでも本領発揮です。
(あ!ちなみに私一人ではなく、奥さんと一緒にああだこうだ言ってたんですよ。)
壁紙のサンプル集を借りて、
この場所はこれ、こっちはこれ
という感じで、片っ端から決めていきました。
向こうの会社の人の意見はほとんど無視です(笑)
その結果、この柄を発注したのは初めてだと言わせるくらい奇抜な柄をたくさん選びました。
結果としてうまく収まったんですけどね。
そして、照明です。
会社の人がいったんプランニングするからその後変更点を言ってくれと言われたのに無視です(笑)
こちらも照明のカタログを借りて片っ端から選びました。
ここは私の役目。
カタログに載っている明るさを表す数字がさっぱり分からず、ネットで調べながらどれを選べば明るすぎず暗すぎずになるか選んで決めました。
ちなみに電気のスイッチの場所もほとんど全部自分で決めました。
着工後も大変
うちをやってくれた大工さんは作り置きの棚だとか机を作ってくれるようなとてもやさしい大工さんだったんです。
そこで、その優しさに甘えてまた本領発揮です。
ここの壁は一面くり抜いて本棚にしてくれとか
ここの壁にステンドグラスを埋めたいとか
書斎に机を作ってくれとか
テレビボード作ってくれとか
口うるさい施主ですね・・・。
そんな中で一番のお気に入りは扉付きのギター収納を作ってもらったところです。
カーテンやらも大変
もともと契約金額の中には全ての部屋のカーテン代も入っていたんですが、
なんと!
そのカーテン代を返してもらい、ニトリで全てのカーテンを選びました(笑)
そっちの方が安上がりだったからなんですけど。
その結果、カーテンレールも普通のやつじゃなくて、お洒落になりました。
あ!
取り付けは大工さんにやってもらいましたよ(笑)
そんなこんなで
ここまで口出しした家で失敗したら一生後悔してしまいますが、結果的に大満足の家ができあがりました。
逆にちょっと使いづらい部分があっても自分で考えた家だからこそあまり不満にはなりません。
完全に人に任せて作ってもらった家だったら
「なんでここがこうなってるんだよ!!」
って文句も言いたくなります。
うちに来る人はみんながみんな気に入ってくれます。
大人も子供も関係なく気に入ってくれます。
これは最高の家が出来上がりました!!
まとめ
建築2年が経過し、3年目に突入しましたが相変わらず気に入って毎日を過ごしています。
やっぱり、自分の持ち物にはこだわりたいですよね。
こうして、私の経験値はまた上がったのです。
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